ファファラはスイスの精油メーカーです。


ファファラは、イタリア語で「蝶」を意味します。

ファファラは、4人の仲間が抱いた1つのビジョンから始まり、現社長は二代目のマルビン・リチャード。古くからファファラで働くスタッフとともに、これからのファファラを作っています。素晴らしい植物の力とそのエネルギーを、もっと皆様に知っていただくために。そして彼自身もまた、パワフルな製品に囲まれ、とても心地よく、幸せに日々を過ごしてゆくために。

 

  

  

<ファファラ=蝶>

メタモルフォーシス*と生まれ変わり

美しさと女性らしさ

独自的と多義的

自然と環境

命の喜び

Follow the Butterfly…

  

 

*メタモルフォーシス …… ギリシャ語で変身の意味

 

 

 

ファファラが大切にしていること


高品質なオーガニックの原料(デメター(*1)、有機栽培)を使用し、化学合成された原料やナノ原料、遺伝子操作された原料などは使わない。

農作物の買取保証(*2)と先払いなどの生産者へのサポート、農園で働く人たちのための社会プロジェクトなど。

持続可能な世界のため、100%エコロジーエネルギーを使用。オーガニックグロース(有機的成長)を目指している。

動物実験を行なわなず、動物由来の原料を配合しないヴィーガン製品。

(*1)デメター:オーガニック、かつ、自然のリズムに基づいた栽培方法

(*2)買取保証:ハーブの収穫量や品質が決まる前から一定の買い取り金額を保証し、生産者の所得の安定を保証するファファラ独自のシステム。

 

 

ファファラの原料


マダガスカル(*1)やフランス(*2)など、原料となるアロマ植物の自社栽培を、長い年月をかけて取り組んでいます。その他にも、世界中の農家のパートナー達から届けられる、最高品質の原料を使用しています。

 

(*1)マダガスカル:オーガニック・フェアトレードプロジェクト

(*2)フランス:南仏プロヴァンスのオーガニック村、コランスの自社オーガニック農園プロジェクト

 

 

 

 

 

ファファラの精油に寄せられる信頼


ファファラはアロマテラピーの専門として、また最高品質を届けることができるブランドとして、700件以上にのぼる医療機関、そして医療従事者に支持され、30年以上にわたってスイスのアロマテラピー製品のトップ・ブランドとして認められています。

エッセンシャルオイルだけでなく、香り全般の専門家として、これまで多くの専門家たちによるセミナーを開催するとともに、ヨーロッパを代表するアロマテラピーの学会「フォーラムエッセンシア」での論文発表、また大学を含む様々なレベルでのアロマテラピーの講義を行っています。

 

 

ファファラ製品の製造へのこだわり


ファファラの製品は、国際的な化粧品製造の基準である、GMP基準を満たす設備を備えたスイスの自社工場(チューリッヒおよびユラ)で作られるMade in Switzerlandです。また、すべての製品は第三者認証機関であるNATRUEやBDIHの認証を取得しています。

 

 

 

 

Best of Bestの証「グランクリュ」


ファファラではオーガニックまたは野生オーガニック*の農家で、ソーシャルプロジェクトを行っている農家から届けられる精油に、最高峰の称号である「Gran Cru(グランクリュ)」のマークつけています。

 例えば、インドのパートナーは女性のためのプロジェクトを。マダガスカルのプロジェクトは、2000以上の小さな農家をサポート。南フランスの野生植物を収穫する女性たちは、古い伝統を残してゆくための活動などを行っています。

*野生オーガニック:野生でありながら、農薬などの影響を受けていないと認定された土壌から採取された植物に与えられるオーガニック認証です。オーガニック栽培品に比較しても、パワフルであることから、ファファラでは最上のクオリティと考えています。

 

ファファラでは、特別なエッセンシャルオイルに「グラン・クリュ(Grand Cru)」という格付けを与えています。グラン・クリュは、本来ワインの畑やシャトー(ワインの場合:農園、生産者)に対してつけられる格付けの用語で、フランスでは最高峰のワインに与えられるもの。ファファラのグラン・クリュは、数ある契約農家の中でも、特に栽培している植物に合った土壌と生育条件をもち、自然や畑とともに生きている農家、あるいは蒸留家が作る限られたエッセンシャルオイルにのみ与えられます。

 

中央フランスの静かな香りの森 ファーニードルBIO


シュテファン・サレー氏

生産者:Stephane Salle

地域:Auvergne,フランス

喧騒から遠く離れた、静けさに満ちた広大な森林。シュテファン・サレーさんは、ここで芳香植物の栽培に知識と情熱を注いでいます。彼の知的で思慮深い人柄は、彼の作るエッセンシャルオイルと同じように、私たちを魅了してやみません。

豊富な近代農業の知識をもち、オーヴェルニュ地方における協働組合のトップとして、指導に携わる有機認定の野生植物のスペシャリストです。手作業で原料となる小枝からひとつひとつ丁寧に抽出されるファーニードル(モミの木)のエッセンシャルオイル。

アンジェリカルーツのエッセンシャルオイルは、地面の50センチ以上の深さから注意深く掘り出された、繊細な細毛状の根に含まれています。彼の森から生み出されるエッセンシャルオイルは、その素晴らしい土壌と森林の、深い緑の香りを放ちます。

  

 

クレアと特別な女性たちのグループ


ラベンダー・アルペンBIO

ローズマリー・シオネールBIO

ジュニパーベリーBIO

 

 

クレア・ムコット氏

生産者:Claire Moucot

地域:Lozére、南フランス

 

ファファラに最初に有機のエッセンシャルオイルを供給してくれた、クレア・ムコットさん。彼女との関係は、じつに30年以上に及びます。 彼女は野生植物に対する感動と情熱をもたらしてくれました。どの植物同士がお互いに好意をもっているか、それぞれの植物に合った採集時期はいつ頃か。 採集を体験するとそれがどれほど大変な労働であっても、自然の中で受けるインスピレーションの素晴らしさ、またその経験がどれほど貴重であるかを実感します。すべては繋がっていて、そしてすべてが互いに依存し合っていることを感じるのです。彼女のもとで野生植物について学び、その魅力を伝授された地元の多くの若い女性たちは、セベンヌの国立公園で、フェアワイルドと有機の認証をもつ野生植物を採集しています。

 

 

 

 

環境の為に心を砕く、ティーツリーのパイオニア ティーツリーBIO


ブライアン・エッソン氏

 

生産者:Bryan Easson

地域: Bungawalblyn, オーストラリア

 

ニューサウスウェールズ州のリズモアからさほど遠くない、ブライアン・エッソンさんの森。私たちがこの場所を初めて訪れたとき、彼は言いました。

 「私たちの、他と違うやり方のすべてをみなさんの目で確かめてください。ティーツリーについて、言葉で説明することはできないのです」。

 人間の手が加わっていない、600年の歴史をもつティーツリーの原生林。この森の中にあるエッソンさんの蒸留所に足を踏み入れたとき、彼が言葉を用いずに語りたかったことが、少しわかった気がしました。収穫量の限られたティーツリーから、アボリジニの伝統手法に基づいて得られるエッセンシャルオイルは「ブッシュオイル」と呼ばれ、特別なBIO品質です。ファファラはこのオイルを心から愛し、皆さんの手元にお届けできることを誇りに思います。

 

 

 

トロピカルなイランイランのフェアトレード


イランイラン・エクストラ・スーペリアBIO

ゼラニウム・ブルボンBIO

ラヴィンサラ BIO

 

ブルーノ・ドゥノイェー氏

 

生産者:Bruno Dunoyer

地域:Ambanja,マダガスカル

 

ブルーノ・ドゥノイェーさんは、農業技術を学び、長年カメルーンで技術協力者として過ごしたフランス人。「生きる場所は、自分の魂がいる場所でありたい」という信念のもと、彼の魂は今、マダガスカルの大地にあります。

そこは、イランイランの甘くトロピカルな香りの島。マダガスカルは14,000種の植物が生息するといわれ、その85%はこの島でしか生息しない貴重な固有種です。

しかし、それらの植物は商業によって大きなダメージを受けつつあり、エコロジカルで持続可能な取り組みが急務となっています。

ドゥノイェーさんはマダガスカルの環境を守るために心を砕き、トラクターを廃止して、植物に負担をかけない馬車などの運搬方法に変えるなど、様々な活動に取り組んでいます。

また、エコロジカルな環境を整え、エコサートやフェアトレードといった、有機栽培のガイドラインも厳守しています。

そんなドゥノイェーさんが栽培するイランイランの収穫は、朝5時から8時までのわずか3時間。その後、18時間かけてゆっくりゆっくりと蒸留されます。

その甘く魅惑的な香りから、イランイランは最も大切なパフュームフラワーと呼ばれています。

 

 

恵まれない人々へのサポート、教育に注ぐ情熱


シトロネラBIO

レモングラスBIO

パチュリBIO

 

バンガロール・ナラヤナ・ラオ・ムラーリ氏

 

生産者:Bangalore Narayana Rao Murali

地域:Bangalore,インド

 

インドの農家で、恵まれない人々に対してのサポートを続けながら、経営者として成功を収めているムラーリさん。 

90ヘクタールの彼の有機栽培の畑では、さまざまなインド特有の芳香植物が育ちます。その植物の高い品質もさることながら、彼が恵まれない人々へ惜しみなきサポートを続けていることも、ファファラがグラン・クリュとして選んだ理由。

シングルマザーへの農家仕事の依頼、スタッフや子供たちのための教育プログラムの確立。地域の人々の生活水準を上げるための取り組みは、インド政府から表彰されています。

彼の農家ではたくさんの人々が学ぶ機会を与えられ、また、ムラーリ氏自身も有機栽培農家のパイオニアとして成長を続けています。